過去が土台となり、現在と未来が存在する
リスナーズ代表 垣畑 光哉(以下、垣畑):今回の取材『多様で柔軟な働き方を自ら実践し次代の組織デザインを世の中に広めていく』では、過去の話から現在行われていること、さらには、未来の話までさせていただきました。ご自身のストーリーを語ることは新鮮だったとおっしゃっていましたが、どんなところが新鮮でしたか?
パソナ 湯田 健一郎(/以下、湯田):普段は、長い時間をかけて自分の過去の話を誰かにすることや、過去を振り返ることってあまりないんですね。今回は、「過去のどの出来事が今につながっているのか」を振り返ることができたので面白かったですね。また、自分の未来について言葉にする機会としても貴重でした。自分の中で整理が足りていないなと改めて感じることもできましたし。
垣畑:なるほど。過去の出来事が土台となり、その土台に現在や未来が形作られていくのでしょうね。
湯田:そうですね。自分の過去の話をしたうえで現在を整理し、同じ時間軸の中で未来の話をする。そのように人と話すことで、より相手に自分のことを伝えられるのだと思います。
LISTENは、仲間集めにも効果的に使える
垣畑:ご自身のストーリーを誰かに話す際に、気を付けていることや苦労されていることはありますか?
湯田:相手の方に「面白い」と感じていただける話をしたいと思っています。ですから、相手の人がどんなことに興味があり、面白いと感じてもらえるかを考えながら話すようにしています。また、自分のカラーに合った言葉選びをし、伝えることも重要だと思っていますね。
垣畑:なるほど。今後LISTENをどのように活用していこうと考えておられますか?
湯田:様々な役割で仕事をさせていただいているので、あの人どんな人なんだろう、って疑問に思われることが多いんです。そういうときに自分自身のことを伝えるため、読んでいただけるとよいと思います。また、仲間集めをするときにも効果的に活用できますね。仲間を集うときって、想いに共感する人たちを集めていきますよね。その際、LISTENによって自分のバックボーンや考え方を知っていただくことができます。より共感度が高い方と集うため、想いをより伝えたい方にご紹介していきたいです。
垣畑:そういう意味では、LISTENがある意味名刺を束ねたものみたいになったらいいな、と感じました。
湯田:確かにそうですね。たとえば、フリーランスの方々であれば、LISTENのような武器を持っているかいないかで、信用の得られ方が違ってくるのではないでしょうか。信用を得るためには、どのように自分を表現し過去にしてきたことを伝えるかが重要になってくると思います。そんな時にもLISTENを使うことができますよね。
ギャップがある人にこそ使って欲しい
垣畑:横串を通す、という内容が話の中で出てきたと思います。過去や未来の話だけをされてもそれはできないと思うのですが、普段はどの様な意識を持って人と話をされていますか?
湯田: ビジネスでは多くの場合、時間が限られていて、十分に話をし、口説く時間がとれないことが多いのではないでしょうか。私もお話をする時に十分意識はできていないかと思いますが、なぜそれに取り組むのかという「想い」を表現するのが大切ですよね。
垣畑:LISTENがあれば、そういったことも少しはやりやすくなるのかもしれませんね。
湯田:会社の中では、事業開発のアイデアを形にし、人をつなげ、企画を上にあげていく、という役割も担っています。そのようなシーンでは、ぜひ活用したいですね。写真で顔を見た時とリアルに会った時でギャップを感じる人っているじゃないですか。そのような方は特に、バックストーリーを伝えることでより相手に分かってもらえるのではないかと思います。ですから、LISTENはそういう人にもぜひ使ってもらいたいですね。
垣畑:なるほど。LISTENの新たな活用方法が見えてきました。使う人に応じて、活用していってもらいたいですね。本日は、どうもありがとうございました。
会社情報
- 会社名
- 株式会社パソナ
- 設立日
- 1988年4月14日
- 代表者
- 南部 靖之(Nambu Yasuyuki)
- 事業内容
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- インディペンデント ワークシステム(人材派遣)
- インソーシング(委託、請負)
- HRコンサルティング
- 教育、研修、グローバルソーシング(海外人材サービス)
- キャリアソリューション(人材紹介、キャリア支援)
- アウトソーシング
- ライフソリューション
- パブリックソリューションモチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング
- ホームページ
- https://www.pasona.co.jp/