FEEDBACK

LISTEN導入直後から「不振だった中途採用が絶好調に転じた」とお聞きしていましたが、その後の波及効果はいかがでしょう？

初めは社長の私と会長の母、二人のストーリーが先行公開されたのですが、実は採用応募に限らず、あらゆるステークホルダーの方々から反響をいただきました。

特に新卒採用では、70名ほどの応募者から４名の内定承諾が得られたのですが、応募者の大半がLISTENの記事を読み込んでくれており、志望動機の決め手につながったと話してくれました。

何がそこまで響いたのかといえば、トップが示す会社の方向性がわかりやすかったこと、そして何よりも、入社後のイメージが明確になったことが非常に好評でしたね。

正直、昨年までは農業系の学部・学科の学生からの応募がほとんどだったのですが、今年はそれ以外の学生にも、たくさん応募して貰えるようになりました。

就活生向けの書籍『5年後に後悔しない 自ら成長できる会社』（リスナーズ刊・LISTENのシェア出版企画）に掲載された弊社の記事を読んで、選考を受けてくれた方もいて、採用広報としての効果は非常に高かったと実感しています。

ありがとうございます。その後、社員さんのストーリーも続々と公開されていきましたが、それからの反響はいかがでしたか？

面白いことに、社員のストーリーが連載されるようになると、今度は中途採用の応募が増えてきました。

実際に働いている社員たちが、自分たちの裁量でいろいろな取り組みに挑戦し、成果を上げている姿を伝えることで「自分が活躍できるイメージが湧く」と言われます。

LISTENで採用広報に取り組むまでは「ビジネスサイドの経験者からの応募が少ない」「応募があっても志望度が低い」など、当時最も必要としていたマネジメント層へのリーチにはかなり悩んでいました。

しかし、今回の取り組みを通じて、それらの悩みは「求職者に自社のことがうまく伝わっていなかったこと」が原因だったと気付きました。

先日も「最近、すごいキャリアの方々からの応募が絶えない」と弾んだ声でご連絡をいただきましたね。

はい。ここ最近の例をあげると、政府系金融機関やメガバンクの方、さらにはエンタテインメント系の上場企業の方から、それぞれご応募いただきました。

いずれの方も、現職で大活躍されているのですが、次に働きたい会社として弊社を選んでいただいたことはとても嬉しい限りです。

中には「単身赴任でもいいので千葉に来て働きたい」と申し出ていただいており、正直、驚いています。

志望度が爆上がりしている印象ですね（笑）

本当にその通りですね（笑）

LISTENを導入してはっきりわかったのは、転職希望者にとって数ある転職先候補の中で、「応募したい企業」として記憶に残るための情報発信がいかに大事かということです。

実際に中途採用の応募者に応募までの流れを聞くと、まずネットで気になる会社を探し、実際に応募する企業は、その中から数社をピックアップすると言います。

弊社を応募いただいた方の多くは、LISTENの記事を読んだ数日後、「やっぱり、あの会社に応募しよう」と行動を起こしているようなんです。

なるほど。御社が選ばれるきっかけとして貢献できていることは私たちも嬉しいです。今後、LISTENに期待することはありますか？

LISTENは、書籍出版で培われたコンテンツ制作のクオリティが他社にはない強みなのだと思いますが、今よりもカジュアルなプランがあってもいいかもしれないですね。

例えば、弊社には正社員だけでなく、たくさんのアルバイトもいます。彼ら彼女らのインタビューコンテンツが手頃に実現できれば、是非みんなを取り上げたいと思います。

一緒に働く仲間の顔や価値観がアルバイトに至るまで見えるようになると、会社や施設全体を通じて一体感のある採用が実現するのではないでしょうか。

実は現在、コンテンツの品質を下げることなく、低価格でインタビューが提供できるサービスを目下準備中です。ご期待ください。